業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新に補助金は使える?採択事例と補助率を中小企業診断士が解説

目次
電気代の高騰や脱炭素(GX)対応への意識の高まりを背景に、業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新を検討する事業者が増えています。近年は、省エネ性能の高い機種へ更新することで、電気代の削減だけでなく、食品ロスの防止やCO2排出量の削減、コールドチェーンの安定性向上につなげる企業も少なくありません。一方で、「冷蔵庫・冷凍庫の更新に補助金は使えるのか」「どの補助金が対象になるのか」「補助率はどれくらいなのか」と疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、認定経営革新等支援機関・中小企業診断士の立場から、業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新に活用できる補助金制度や補助率、採択のポイント、申請時の注意点まで分かりやすく解説します。
▼ この記事の結論
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新には、省エネ補助金を活用できます。冷蔵庫・冷凍庫やショーケースを単独〜複数台で更新するなら、「省エネ補助金(設備単位型/従来枠)」が第一候補です。GX要件に適合したメーカーの設備であれば補助上限額が上がる「省エネ補助金(GX設備単位型・メーカー強化枠)」、冷蔵庫・冷凍庫に加えて冷蔵倉庫や店舗全体の空調・換気・EMSなどをまとめて更新するなら「省エネ補助金(工場・事業場型)」が適しています。本記事では、それぞれの違い・補助率・採択のポイント・申請時の注意点を解説します。
業務用冷蔵庫・冷凍庫と補助金
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金を検討する際にまず押さえておきたいのが、設備の「更新」と「新設」の違い、対象となる設備の範囲、活用できる補助金の全体像です。ここでは基本情報を整理します。
「更新」と「新設」、どちらでも補助金は活用できるか
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金は、既存の設備を省エネ性能の高い機種へ入れ替える「更新」を対象としたものが中心です。多くの補助金では、省エネ効果が要件の一つとなっており、更新前と更新後のエネルギー使用量(電力使用量)を比較して削減効果を示しやすいためです。
一方、これまで設備がなかった場所に導入する「新設」も、補助金がまったく使えないわけではありません。要件を満たせば対象になる制度もありますが、使える枠は少なく、補助率も低くなる場合が多いです。
本記事では、業務用冷蔵庫・冷凍庫の「更新」時に活用できる主な補助金をご紹介します。
本記事における「業務用冷蔵庫・冷凍庫」とは(電気冷蔵庫・冷凍庫・冷凍機内蔵形ショーケース等)
本記事で扱う「業務用冷蔵庫・冷凍庫」とは、食品製造業・食品加工業・スーパーマーケット・コンビニエンスストア・飲食店・ホテル・病院(給食施設含む)などで使用される、業務用の電気冷蔵庫・冷凍冷蔵庫・冷凍庫、および冷凍機内蔵形ショーケース(オープンタイプ・クローズドタイプ)を指します。「業務用冷蔵庫」「業務用フリーザー」「オープンケース」など、現場によって呼び方は異なりますが、いずれも本記事の対象です。一般家庭で使用される家庭用冷蔵庫は対象に含みません。
なお、これらが補助金の対象になるかどうかは、機器の呼び名や種類だけで決まるものではなく、活用する補助金ごとの要件を満たすかどうかで決まります。どの制度でどのような要件があるのかは、本記事で順に解説します。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新が検討される背景
業種を問わず、業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新が検討される動機は主に3つあります。
動機①電気代・ランニングコストの削減
電気料金の高騰を背景に、老朽化した冷蔵庫・冷凍庫やショーケースは消費電力が大きく、省エネ性能の高い機種(インバータ搭載機等)へ更新してコストを抑えたいというニーズが最も多く見られます。
動機②老朽化・故障リスクへの対応
設置から15〜20年以上が経過すると、冷却能力の低下やコンプレッサーの故障リスクの増加、修理部品の供給終了などが課題となります。冷蔵庫・冷凍庫は故障すると保管中の食材・商品が短時間で傷んでしまうため、突発的な故障による食品ロスや営業停止を避けるため、計画的な更新が検討されます。
動機③脱炭素(GX)対応と食品ロス削減・事業継続性の確保
CO2排出量の削減が経営課題として重視される中、フロン規制への対応も含め、省エネ性能の高い冷蔵庫・冷凍庫への更新が進んでいます。あわせて、コールドチェーン(低温物流・保管網)が途切れると食品の廃棄や品質劣化に直結するため、BCP(事業継続)の観点からも計画的な更新を進める事業者が増えています。
これらの動機はいずれも「省エネ性能の向上」を投資効果として説明しやすいという共通項があります。こうした補助金の多くは定量的な省エネ量を申請根拠とする制度のため、業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新は業種を問わず補助金活用と相性が良い投資テーマです。

業務用冷蔵庫・冷凍庫に使える補助金
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新に使える補助金は、国が実施する「省エネ系」の補助金と、都道府県・市区町村が独自に実施する「地方系」の補助金に大別されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
省エネ系補助金(国の省エネ補助金)
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新で活用できる補助金は、まず国の「省エネ補助金(設備単位型)」「省エネ補助金(工場・事業場型)」の2制度が中心です。冷蔵庫・冷凍庫単独〜中規模の更新なら設備単位型、冷蔵倉庫や店舗全体を空調・換気設備などと組み合わせた大型の更新なら工場・事業場型が向いています。それぞれの補助率・上限額・申請要件の詳細は、後述の「省エネ補助金の詳細情報」にまとめていますので、そちらもご参照ください。
地方系補助金(自治体の冷蔵庫・冷凍庫補助金)
省エネ補助金の活用が中心ですが、下限額に届かない小規模更新では、都道府県・市区町村が独自に実施する補助金が補完的な選択肢になります。業務用冷蔵庫・冷凍庫を1〜2台入れ替える程度の投資は国の補助金の下限を割ることがあり、その受け皿になるのが自治体補助金です。また、数百万円規模の更新であっても、補助率1/2の自治体制度であれば国の従来枠(1/3)より受け取れる金額が大きくなる場合があり、工事費(設置費)を対象経費に含められる制度もあります。一方で、所在地・受付期間・抽選や先着順・国の制度との併用可否は制度ごとに異なるため、注意が必要です。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金・枠の比較表
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新で使える補助金を、向いているケースと補助率で一覧にすると次のとおりです。詳細は後述しますが、まずはこの早見表で自社に合う制度をご確認ください。
| 補助金 | 向いているケース | 補助上限 | 補助率(中小) |
|---|---|---|---|
| 省エネ補助金(設備単位型/従来枠) | 冷蔵庫・冷凍庫・ショーケース単独〜複数台の更新 | 1億円/事業全体 | 1/3以内 |
| 省エネ補助金(GX設備単位型/メーカー強化枠) | GX要件に適合したメーカーの設備への更新 | 3億円/事業全体 | 1/3以内 |
| 省エネ補助金(工場・事業場型) | 冷蔵倉庫・店舗設備等、複数設備の一体更新 | 単年度15億円〜 | 1/2〜2/3 |
| 自治体補助金 | 小規模更新の補完 | 数百万円規模が中心 | 自治体による |
- 冷蔵庫・冷凍庫やショーケースだけを更新する → 省エネ補助金(設備単位型/従来枠)
- GX要件に適合したメーカーの設備に更新する → 省エネ補助金(GX設備単位型/メーカー強化枠)
- 冷蔵倉庫や店舗全体を複数設備まとめて更新する → 省エネ補助金(工場・事業場型)
- 下限額に届かない小規模更新 → 自治体補助金
選定の目安は、冷蔵庫・冷凍庫やショーケース単独の更新で投資規模が数十万円〜数千万円程度なら設備単位型(従来枠)、GX要件に適合したメーカーの設備を選ぶならメーカー強化枠、冷蔵倉庫や店舗全体を複数設備まとめて刷新する大型案件なら工場・事業場型、という国の2制度の使い分けが基本です。下限額に届かない小規模な更新では自治体補助金を補完的に検討します。制度全体の詳しい位置付けは省エネ補助金の総合解説もあわせてご覧ください。
令和7年度補正予算の省エネ補助金(設備単位型)は、1次公募(2026年3〜4月)・2次公募(2026年6月〜7月9日締切)が実施済みです。従来枠は1次・2次の2回、GX設備単位型(メーカー強化枠等)は1次・2次・3次の3回実施予定とされているため、GX設備単位型では今後3次公募が行われる可能性があります。最新の公募スケジュールは必ずSII公式サイトでご確認ください。自治体補助金は制度ごとに独自の受付期間・予算上限があり、予算消化次第で早期終了することもあるため、早めの情報収集をおすすめします。
優先順位の付け方としては、まず自社の投資規模(冷蔵庫・冷凍庫単独かフロア全体か)を明確にしたうえで国の制度を軸に据え、下限額に届かない小規模更新や国の制度の要件が合わない場合に自治体補助金を補完的に検討するのが基本です。
省エネ補助金と業務用冷蔵庫・冷凍庫
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新において、省エネ補助金がなぜおすすめなのか、どのような条件で採択されるのか、そして採択に有利になりやすい更新の工夫を見ていきましょう。
省エネ補助金がおすすめの理由
省エネ補助金が業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新におすすめできる理由は、主に次の3点です。
業務用冷蔵庫・冷凍庫は省エネ補助金に採択されやすい
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新が採択されやすいのには、次の3つの理由があります。(1)旧型設備から省エネ基準達成率100%以上の高効率機への更新は消費電力の削減効果を数値で示しやすく補助対象となりやすいこと、(2)設置15〜20年以上の老朽設備が増加し、故障による食品ロスや営業停止リスクを背景に計画的な更新を支援する制度が用意されていること、(3)電気代高騰やフロン規制・脱炭素(GX)対応といった社会的ニーズと補助金の政策目的が一致していること、の3点です。
省エネ補助金は金額が大きい(補助率・上限額)
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金活用は、単体の入れ替えなら数十万〜数百万円、ショーケースや複数台をまとめての更新、冷蔵倉庫全体の更新であれば数百万〜数千万円と、投資規模の幅が広いのが特徴です。省エネ補助金(設備単位型/従来枠)は補助率1/3以内・上限1億円、GX要件に適合したメーカーの設備が対象のGX設備単位型(メーカー強化枠)は補助率1/3以内・上限3億円、冷蔵倉庫や店舗全体を一体的に更新する工場・事業場型は補助率1/2〜2/3・上限単年度15億円〜と、投資規模に応じて活用できる金額は大きくなります。特に食品製造業・食品加工業、スーパーマーケット・コンビニエンスストア、飲食店・ホテル・病院(給食施設含む)など冷蔵・冷凍の使用量が大きい事業者ほど、まとまった金額の補助を受けやすい傾向があります。
省エネ補助金は全国どこでも使える
省エネ補助金は経済産業省・資源エネルギー庁の事業をSII(環境共創イニシアチブ)が運営する全国一律の制度で、事業者の所在地を問わず全国どこからでも申請できます。業種についても食品製造業に限らず小売・外食・医療・宿泊施設等まで幅広く対象となるため、地域や業種による制約を受けにくいのが特長です。これに対し、自治体補助金は所在地の都道府県・市区町村ごとに制度内容や受付期間が異なるため、まずは全国で使える省エネ補助金を軸に検討するのがおすすめです。
省エネ補助金に採択される条件
省エネ補助金の審査では、特に次の3つの観点が高評価につながる傾向があります。
- 原油換算エネルギー削減量の大きさ— 「更新によって年間どれだけエネルギー使用量を削減できるか(原油換算kL/年)」が最も重視されます。15〜20年以上使用した冷蔵庫・冷凍庫の更新、インバータ搭載機への更新、消費電力の大きい旧型ショーケースからの切り替えなどが高評価につながる典型例です。
- 費用対効果(経費当たり省エネ量) — 同じ省エネ量でも、少ない補助金額で大きな削減効果を得られる案件ほど評価されやすくなります。消費電力の大きい業務用冷蔵庫・冷凍庫は省エネ効果を出しやすく、費用対効果の面でも高評価を得やすい設備です。
- 更新の必要性・継続性の明確さ — 「老朽化による消費電力の増加」「コンプレッサーの異音・故障リスクの増加」「電気代高騰への対応」といった更新理由と、省エネ効果の数値が結びついた事業計画は説得力が高くなります。「設置から15年以上経過し、消費電力の増加や庫内温度のばらつきが見られるため省エネ基準達成率100%以上の高効率機へ更新する」のように、理由と効果を一体で説明できるかが評価の分かれ目です。
採択企業が備えていた3つの事前準備
採択された企業が備えていた事前準備は、次の3つです。
- エネルギー使用実績の整理(最重要) — 電力使用量(検針票)、設備の台数・容量・型式、そして稼働時間や庫内温度帯などの運転実績。省エネルギー量の指定計算では稼働時間(原則24h×365日)や負荷率が入力項目になるため、事前の整理が申請スピードを大きく左右します。
- 省エネ効果を示すメーカー資料の取得 — 設備仕様書、年間電力消費量、省エネ基準達成率(2016年度基準・2020年度基準)等の性能値、年間削減電力量の試算。「省エネになるはず」ではなくメーカーの性能データに基づいて説明できるようにします。
- 数値根拠のある事業計画の作成 — 「年間○○kl(原油換算)削減」「年間○○kWh電力使用量削減」「CO2排出量○%削減」「電気代○万円削減」のように、数値で効果を示すことで補助金の目的との整合性が伝わりやすくなります。
なお、上記の準備状況はあくまで現場経験に基づく目安であり、公募回・対象事業者の状況・選定機種によって変動します。採択の鍵は「大きな省エネ量を、過不足のない設備で、明確な更新理由とともに数値で示せるか」に集約されます。
省エネ補助金の落ちやすいパターン
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金申請で実際に評価が下がりやすい事例には、共通する3つの落とし穴があります。
- 省エネ効果が小さい(最も多い) — 比較的新しい冷蔵庫・冷凍庫を更新する、容量(内容積・冷却能力)がほぼ同じで消費電力もあまり変わらない、年間の原油換算削減量が小さい、といったケースは「補助金を使うほどの省エネ効果があるとは言えない」と判断されがちです。
- 更新理由が「古いから」だけ — 「15年使ったので交換したい」「そろそろ壊れそうなので更新したい」という理由だけでは、保全・修繕とみなされる可能性があります。「老朽化により消費電力が増加している」「高効率機への更新で○%の省エネが見込める」「電気代削減やCO2削減につながる」まで踏み込んで書く必要があります。
- オーバースペックな設備の導入 — 必要以上の容量・台数、将来の増設を見越した過大な設備選定、稼働実態と設備能力が見合っていない選定は、「適切な設備選定ではなく過剰投資ではないか」と評価が下がる要因になります。
採択されやすくなる更新範囲の広げ方
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金申請では、「冷蔵庫・冷凍庫1台だけの交換」で終わらせず、更新の範囲を広げるほど事業計画としての説得力を出しやすい傾向があります。ここでは、当社の支援経験から見えてきた、採択に有利になりやすい一般的なパターンを3つご紹介します。個別の数値(電力使用量・補助金額等)は案件ごとに前提が大きく異なるため、本章では開示せず、どのような組み合わせ・見直し方が採択につながりやすいかという構造に絞って解説します。
パターン①: 生産設備・厨房設備と同時に更新する
食品製造業などでは、製造ラインの設備更新と併せて冷蔵庫・冷凍庫を高効率機へ更新するケースがあります。冷蔵庫・冷凍庫だけでなく生産設備も含めてエネルギー使用量を見直すことで、工場全体の省エネ効果を積み上げて示せる点がポイントです。導入形態も購入に限らず、リースを利用した共同申請が使える場合があります。
パターン②: 複数台をまとめて更新する
店舗や工場内に複数台の冷蔵庫・冷凍庫、ショーケースがある場合、1台ずつ個別に更新するのではなく、複数台を一括して高効率機へ入れ替えることで、事業所全体のエネルギー使用量の削減を大きく示しやすくなります。更新計画をまとめることで、費用対効果(経費当たり省エネ量)の面でも評価されやすくなる傾向があります。
パターン③: 冷却方式・冷媒を含めた見直し
冷蔵庫・冷凍庫の更新では、古い機器を同じ方式の新型機に交換するだけでなく、オープンタイプのショーケースから庫内温度を保ちやすいクローズドタイプへ変更するなど、冷却方式そのものを見直すケースもあります。あわせて、トップランナー制度で規定された代替フロン以外のグリーン冷媒(HFO混合冷媒等)を使用する機種へ切り替えることで、省エネ性能とフロン規制対応を同時に進められます。単体交換にとどまらず、方式転換まで踏み込んで検討することで、より大きな省エネ効果を打ち出せます。
3つのパターンに共通するのは、「冷蔵庫・冷凍庫単体の交換」で終わらせず、生産設備・複数台まとめて・冷却方式や冷媒の見直しといった形で更新の範囲を広げている点です。前述の「経費当たり省エネ量」「投資規模とのバランス」を踏まえると、単独更新より組み合わせ更新の方が事業計画としての説得力を出しやすい傾向があります。
省エネ補助金で採択された事業計画書の重要なポイント
相見積書や既存・導入設備のカタログは、いずれの申請でも提出が必須の書類であり、それ自体が高評価の決め手にはなりません。差がつくのは、既存設備と導入設備の消費電力・稼働時間・冷却能力を具体的に比較して示せているかという点です。パターン③のように冷却方式そのものを見直す場合は特に、「なぜその方式へ転換するのか」「転換によって消費電力や庫内環境がどう変わるのか」を数値・仕様の両面から説明できる計画書が、審査員に納得感を与えます。
なお、投資回収の観点では、補助金を活用することで自己負担額が圧縮され、投資回収が早まるという関係にあります。具体的な回収年数は設備仕様・稼働時間・電気料金単価によって案件ごとに大きく異なるため、自社の見積・実測データに基づいて個別に試算することをおすすめします。
冷蔵庫・冷凍庫単体の交換で終わらせず、生産設備・複数台・冷却方式や冷媒へ更新範囲を広げるほど、事業計画としての省エネ効果と説得力を高めやすくなります。
省エネ補助金の詳細情報
ここでは、省エネ補助金の枠組みの詳細、申請の具体的なステップ、プランベースの支援内容、そして不採択を避けるためのポイントを解説します。
省エネ補助金の枠(設備単位型・工場事業場型)
省エネ補助金には複数の類型がありますが、業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新で使うのは主に次の2類型です。なお設備単位型は、さらに「従来枠」と「GX設備単位型(メーカー強化枠)」に分かれます。
省エネ補助金(設備単位型)
中小〜中規模の工場・店舗・冷蔵倉庫等で、既存の業務用冷蔵庫・冷凍庫やショーケースを高効率機へ更新する案件に最も向く制度です。指定設備リストから対象機種を選定して申請します。
- 補助率: 中小企業者等 1/3以内(従来枠)
- 補助上限: 1億円/事業全体(下限30万円)
- 申請要件: 省エネ率10%以上/省エネ量1kL以上/経費当たり省エネ量1kL・1,000万円以上のいずれかを満たすこと
- 補助対象経費: 設備費のみ(工事費・据付費は原則対象外)
電気冷蔵庫・冷凍庫、冷凍機内蔵形ショーケースの定義と性能基準
業務用冷蔵庫・冷凍庫は、設備単位型の指定設備区分のうち「電気冷蔵庫・冷凍庫」および「冷凍機内蔵形ショーケース」に位置付けられています(令和7年度補正予算・省エネルギー量計算の手引きに基づく)。
電気冷蔵庫・冷凍庫は、冷蔵庫・冷凍冷蔵庫・冷凍庫の3種類に区分され、外形高さが1,000mmを超える縦型と1,000mm以下の横型があります。補助対象となるにはインバータ搭載が必須です。性能基準は、トップランナー制度で定める「電気冷蔵庫 目標年度が2016年度以降の各年度のもの【業務用冷蔵庫】」の基準に基づく2016年省エネ基準達成率100%以上です。
冷凍機内蔵形ショーケースは、クローズドタイプ(箱形・四面/五面ガラス式・リーチイン)とオープンタイプ(多段形・平形)に区分され、冷蔵・中温・低温・高温の温度帯、スイング/スライドの扉形態など仕様は多岐にわたります。性能基準は2020年省エネ基準達成率100%以上です。なお、いずれの区分も、トップランナー制度で規定された代替フロン以外のグリーン冷媒(HFO混合冷媒を含む)を使用する製品である場合も対象となります。
対象外になるケースと指定設備リストへの登録要件
オゾン層破壊物質を冷媒に使用する製品は補助対象外です。また、指定計算(既存設備の消費電力量を定格消費電力×稼働時間×負荷率で、導入予定設備をカタログの年間電力消費量で算定する簡易な計算方法)を使う場合、次のようなケースでは指定計算が選択できず、独自の計算・実測が必要になります。
- 年間の稼働時間を24h×365日(8,760h)以外の条件で計算する場合
- 導入前後で設備の能力(容量・冷却能力)の増減が大きい場合
- 月ごとに負荷率を変更して計算を行う場合
なお、指定計算では冷蔵庫縦型・横型ともに負荷率75%、冷凍庫縦型・横型ともに負荷率95%、ショーケース(冷蔵)はクローズドタイプ80%・オープンタイプ85%という固定値が用いられます。既存設備の使用実績が事業所全体の検針票の数値と大きく乖離しないかどうかも、事前に確認しておく必要があります。
ただし、これらの定義に当てはまれば自動的に補助対象になるわけではありません。実際に申請できるのは、SIIが公表する指定設備リストに個別の製品型番が登録されている機種に限られ、あわせて性能要件を満たす必要があります。同じシリーズでも型番によって登録の有無が分かれることがあるため、見積取得の前に型番単位で確認してください。
「トップ性能枠」に相当する高補助率の枠はあるか
ボイラー等の一部設備区分には、従来枠より高い性能基準を満たすことで補助率が1/2まで引き上がる「トップ性能枠」が設けられていますが、本記事執筆時点(令和7年度補正予算・2次公募用の指定計算の手引き)では、電気冷蔵庫・冷凍庫、冷凍機内蔵形ショーケースについて、従来枠より高い性能基準を設けた「トップ性能枠」の記載は確認できません。
代わりに、GX要件を満たすメーカーが製造した設備であれば「GX設備単位型(メーカー強化枠)」の対象になる場合があります。補助率は従来枠と同じ1/3以内ですが、補助上限額が3億円まで引き上がるため、大規模な複数台更新を検討する際は上限額の違いを踏まえて対象製品かどうかを確認する価値があります。今後の公募回で冷蔵庫・冷凍庫やショーケースにもトップ性能枠に相当する高い補助率の枠が新設される可能性はあるため、最新の公募要領・指定設備リストは都度SII公式サイトでご確認ください。
省エネ補助金(工場・事業場型)
工場・店舗全体の冷蔵庫・冷凍庫・冷蔵倉庫・空調・換気・EMS(エネルギーマネジメントシステム)などを一体的に更新する大型案件に向く制度です。冷蔵庫・冷凍庫1機種だけでなく、複数設備を組み合わせた事業場全体の省エネ計画として申請します。補助率・上限額は設備単位型より大きい一方、事業場全体で一定以上の省エネ率・原油換算削減量・原単位改善率の達成が求められ、申請のハードルは相応に高くなります。詳細な枠区分・要件はSII 省エネ・非化石転換補助金(工場・事業場型)公式サイト、解説記事は省エネ補助金(工場・事業場型)の総合解説をご覧ください。
省エネ補助金 申請の5ステップ
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新で省エネ補助金を活用する場合、検討開始から補助金受給までは大きく5つのステップに分かれます。検討開始から申請書提出までの目安は1〜1.5ヶ月で、採択発表後の交付申請・設置・実績報告を含めた全体の所要期間は、選定する機種の納期や公募スケジュールによって変動します。各ステップの難所と用意する成果物を順に整理します。

Step 1: エネルギー診断と現状把握
既存の冷蔵庫・冷凍庫やショーケースの型式・製造年・容量・消費電力・稼働時間を実データで把握する工程です。ここで難所になりやすいのが既存設備の情報不足です。古い設備は型式や製造年、消費電力が分かる資料が残っていないことがあり、銘板も厨房裏やバックヤードなど確認しにくい場所に設置されているケースが少なくありません。情報が不足すると省エネ効果を算定できず、申請準備そのものが進められなくなります。
Step 2: 補助金選定と機種選定
前述の補助金(設備単位型/工場・事業場型/自治体補助金)から自社の投資規模に合う制度を選び、対象機種を選定します。ここでの難所は導入予定機種が補助対象にならないケースです。販売店から提案された設備であっても補助金の対象製品として登録されていないことがあり、対象機種であっても必要な性能証明書・製品情報証明書を発行できない場合もあります。見積書を取得する前に、導入予定機種が補助対象であるかを必ず確認することが重要です。
Step 3: 事業計画策定と申請書類作成
削減量計算を行い、事業計画書を作成し、SIIの補助事業ポータルに必要情報を登録します(申請にはポータルのアカウント作成が必要です)。申請時には既存設備のカタログ、場合によっては設置場所を確認できる図面や事務局が指示する証憑の準備が必要になります。
このステップの難所は省エネ効果の計算の難しさです。指定計算では、冷蔵庫縦型・横型は負荷率75%、冷凍庫縦型・横型は負荷率95%、ショーケース(冷蔵)はクローズド80%・オープン85%といった固定の負荷率と、原則24h×365日の稼働時間を前提に、既存設備の消費電力量と導入予定設備のカタログ値(年間電力消費量)を比較して省エネ量を算出します。
この前提と実態が異なる場合、たとえば稼働時間が24h×365日以外であったり、複数台のうち一部だけを更新して消費電力を切り分けられなかったり、導入前後で能力(容量)の増減が大きい場合は、指定計算では対応できず独自計算や電力使用量の実測が必要になり、算定に時間がかかります。
Step 4: 採択後の中間報告
交付決定を受けて設備を発注したら、SIIが指定する期限までに中間報告を行います。確認されるのは主に3点で、交付決定後に正しく発注・契約したかの報告、更新前の既存設備がまだ現地にある状態を示す着工前写真の提出、補助金の入金口座の登録です。
難所は提出時期の見落としと着工前写真です。特に写真は、冷蔵庫・冷凍庫の故障などで納期を急ぎ、販売店が先に既存設備を撤去してしまうと撮れなくなり補助対象の確認ができなくなるため、撤去・着工前に必ず撮影するよう施工会社に依頼しておく必要があります。入金口座は誤りがあると入金が滞るため、通帳等と照合して正確に登録します。
Step 5: 実績報告・補助金受給
設備の設置完了後、実績報告書を作成・提出し、事務局の確定検査を経て補助金が入金されます。設置前後の写真記録や領収書・支払証憑に不備があると差し戻しの原因になるため、経理担当と連携して書類を整えておくことが重要です。
つまり、成否を分けるのは申請書の巧拙よりも、既存設備データの把握・指定設備の確認・着工前写真といった事前準備の精度です。
プランベースの省エネ補助金支援詳細
プランベースは認定支援機関として、Step 1のエネルギー診断からStep 5の実績報告まで一貫して支援します。事業者側でご準備いただくのは既存設備のカタログや写真など書類のみで、事業計画書の執筆・削減量計算・申請ポータルの操作(アカウント作成含む)・採択後の交付申請対応はすべて当社が代行します。業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新を検討し始めた段階で、お早めにお問い合わせください。
省エネ補助金の不採択パターンと対策
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金申請では、いくつかのパターンに当てはまると審査の土俵に乗る前に対象外・申請不可となってしまうケースがあります。申請の5ステップで触れた難所の中でも、特に注意すべき2つを不採択(申請不可)パターンとして整理します。
パターン①: 交付決定前に発注してしまう
省エネ補助金は、原則として交付決定後にしか契約・発注・工事を行えません。交付決定前に発注してしまうと、その設備は補助対象外になります。冷蔵庫・冷凍庫は故障すると保管中の食材・商品がすぐに傷んでしまうため、販売店側が「先に発注しておきましょう」と急ぎの対応を進めようとするケースが特に起こりやすい設備です。しかし、これは絶対に避けなければなりません。
対策は、社内の担当者だけでなく販売店・施工会社にも補助金申請のスケジュールを共有しておくことです。「交付決定が出るまでは発注・契約をしない」という前提を関係者全員で共有し、故障などで設備が使えない期間が生じる場合は仮設対応(レンタル冷凍冷蔵庫・保冷コンテナ等)で乗り切る計画を事前に立てておく必要があります。
パターン②: 導入予定機種が指定設備に登録されていない
省エネ補助金(設備単位型)は、SIIが公表する指定設備リストに登録されている機種でなければ、そもそも申請ができません。販売店から提案された設備であっても、指定設備として登録されていないケースがあります。この場合、メーカーに指定設備登録を依頼するしかなく、登録には時間がかかるため申請スケジュールに間に合わない可能性があります。
対策は、機種選定の段階で指定設備リストに既に登録されている機種の中から選ぶことです。見積もりを取得する前に「この機種は指定設備に登録されているか」をメーカー・販売店に確認する一手間が、後工程の手戻りを防ぎます。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金 申請前セルフチェックリスト
申請でつまずかないために、機種選定・見積取得の前に次の5点を確認してください。
- ☐ 既存冷蔵庫・冷凍庫やショーケースの型式・製造年・消費電力・稼働時間を把握できているか
- ☐ 導入予定機種がSIIの指定設備リストに登録されているか
- ☐ 更新理由と省エネ効果(原油換算削減量)を数値で説明できるか
- ☐ まだ発注・契約していないか(交付決定前の発注は補助対象外)
- ☐ 投資規模に合う類型(設備単位型/工場・事業場型)を選べているか
1つでも「いいえ」がある場合は、申請準備を進める前に認定支援機関へ相談することをおすすめします。
業務用冷蔵庫・冷凍庫が省エネ補助金の対象になるか、まずは相談することから
ここまで見てきたとおり、業務用冷蔵庫・冷凍庫は省エネ補助金の対象として制度的に確立していますが、発注のタイミングと機種の登録状況を誤ると、審査以前の段階でつまずいてしまいます。逆に言えば、この2点さえ押さえれば、業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新は補助金活用に十分向く投資テーマです。
「今使っている冷蔵庫・冷凍庫は対象になるのか」「この機種は指定設備に登録されているか」といった判断は、公募要領や指定設備リストを都度確認する必要があり、事業者だけで見極めるのは手間がかかります。業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新を検討し始めた段階で、まずは対象可否も含めて認定支援機関に相談することをおすすめします。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金 よくある質問
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金活用でよくいただくご質問を、検索意図に直接答える形でまとめました。詳細は各章の本文も併せてご参照ください。

Q. 業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新に補助金は使えますか?
A. はい、使えます。業務用冷蔵庫・冷凍庫は省エネ補助金の指定設備区分「電気冷蔵庫・冷凍庫」に位置付けられており、冷蔵庫・冷凍冷蔵庫・冷凍庫の3種類が対象区分です。ただし対象になるかどうかは区分だけで決まるものではなく、指定設備リストに型番が登録され、要件を満たしているかで決まります。
Q. ショーケース(オープンタイプ・クローズドタイプ)も対象ですか?
A. 対象です。冷凍機内蔵形ショーケースは、クローズドタイプ(箱形・四面/五面ガラス式・リーチイン)とオープンタイプ(多段形・平形)がともに指定設備区分に含まれ、性能基準は2020年省エネ基準達成率100%以上です。こちらもSIIの指定設備リストへの登録機種であることが申請の前提となります。
Q. 冷蔵倉庫全体の更新に使える補助金はありますか?
A. あります。冷蔵庫・冷凍庫の単独〜複数台更新なら「設備単位型」、冷蔵倉庫の空調・換気・EMSなど事業場全体を一体的に更新するなら「工場・事業場型」が向きます。電力使用量が多い冷蔵倉庫ほど省エネ効果を示しやすく、補助金と相性の良い投資テーマです。
Q. 家庭用冷蔵庫は対象になりますか?
A. 対象外です。本制度の指定設備リストは、トップランナー制度における「業務用冷蔵庫」の基準に基づいて登録されるため、一般家庭で使用する家庭用冷蔵庫は対象になりません。事業所であっても、給湯室などに設置する家庭用サイズの冷蔵庫は対象外となる可能性が高いため、導入予定機種が業務用として指定設備リストに登録されているかを確認してください。
Q. 業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金の補助率はどのくらいですか?
A. 省エネ補助金(設備単位型/従来枠)は補助率1/3以内、上限1億円(中小企業者等)が基本です。GX要件に適合したメーカーの設備であれば、GX設備単位型「メーカー強化枠」として補助率は同じ1/3以内のまま上限額が3億円まで引き上がります。工場・事業場型は制度により補助率1/2〜2/3、上限は単年度15億円〜と大きくなります。
Q. リース導入でも補助金の対象になりますか?
A. 可能です。ただしリース会社との共同申請が必要となり、通常申請にはない追加書類(リース契約書案、リース料計算書等)が求められます。リース利用を検討する場合は、機種選定の早い段階でリース会社に相談し、申請スケジュールと書類準備を並行して進めることをおすすめします。
Q. 設備単位型と工場・事業場型はどちらを選べばよいですか?
A. 冷蔵庫・冷凍庫やショーケースを単独〜中規模で高効率機へ更新するなら設備単位型、冷蔵倉庫の空調・換気・EMSなど複数設備を事業場全体で一体的に刷新するなら工場・事業場型が基本です。設備単位型は指定設備リストから機種を選ぶだけで申請でき比較的申請しやすい一方、工場・事業場型は事業場全体で一定以上の省エネ率・原単位改善率の達成が求められ、ハードルは相応に高くなります。
Q. 業種を問わず使えますか?(食品製造業・スーパー・コンビニ・飲食店でも対象になりますか?)
A. はい、業種は問いません。省エネ補助金の「電気冷蔵庫・冷凍庫」「冷凍機内蔵形ショーケース」区分は指定設備の要件を満たせば、食品製造業・食品加工業に限らずスーパーマーケット・コンビニエンスストア・飲食店・ホテル・病院(給食施設含む)等でも対象になります。実際の採択実績でも、冷蔵・冷凍を多用する幅広い業種での活用例が見られる制度です。
まとめ — 業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新で補助金を活用するための要点
本記事の要点を3つにまとめます。
- 業務用冷蔵庫・冷凍庫は補助金の対象として制度的に確立している — 省エネ補助金の指定設備区分「電気冷蔵庫・冷凍庫」「冷凍機内蔵形ショーケース」に、縦型・横型冷蔵庫、冷凍庫、オープン・クローズドタイプのショーケースなどが位置付けられている。業種を問わず食品製造業・スーパー・コンビニ・飲食店・ホテル・病院のいずれでも対象になる。
- 発注タイミングと機種登録の2点さえ押さえれば活用しやすい — 「交付決定後にしか発注できない」「指定設備に登録済みの機種から選ぶ」という2つの原則さえ守れば、審査以前でつまずくリスクは大きく減らせる。
- 投資規模で設備単位型と工場・事業場型を使い分ける — 冷蔵庫・冷凍庫単独〜中規模の更新は設備単位型(GX要件適合メーカーの設備ならメーカー強化枠で上限額アップ)、冷蔵倉庫や店舗全体を一体的に刷新する大型案件は工場・事業場型が基本。下限額に届かない小規模更新は自治体補助金を補完的に検討する。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の補助金申請で見落としがちな注意点
納期の都合で急ぎたい事情があっても、交付決定前に発注・契約してしまうとその設備は補助対象外になります。冷蔵庫・冷凍庫は故障すると食材・商品への影響が早く出るため、販売店・施工会社ともスケジュールを共有し、必ず交付決定を待ってから発注してください。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の更新は、対象設備・発注タイミング・補助金の使い分けさえ押さえれば、補助金活用と相性の良い投資テーマです。「今使っている冷蔵庫・冷凍庫は対象になるのか」「どの補助金が向いているのか」の見極めから、まずはお気軽にご相談ください。
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