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採択率わずか3割!? ものづくり補助金 最新採択率の推移を詳しく紹介

目次

ものづくり補助金とは、中小企業の生産性向上を目的としたサービス開発や設備投資を支援するための制度です。しかし、ものづくり補助金は無条件で利用できるわけではなく、申請して審査を受けた後、採択されなければ受給することが出来ません。そこでこの記事では、ものづくり補助金の概要や採択率の推移などについて解説します。ものづくり補助金について知りたい人はぜひ参考にしてください。

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金の申請を検討する際は、まずどのような制度なのかを把握することが大切です。
ここでは、ものづくり補助金の対象者や補助金額について解説します。

▼ものづくり補助金の最新情報はこちら

対象者

ものづくり補助金の対象となる事業者や業種は以下のようになっています。

業種 資本金 従業員数
製造業、建設業、運輸業、ソフトウェア業、その他 3億円以下 300人以下
ゴム製品製造業 3億円以下 900人以下
卸売業 1億円以下 100人以下
旅館業 5,000万円以下 200人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下
その他サービス業 5,000万円以下 100人以下

対象となる業種は多岐に渡り、ものづくりの名前から連想される製造業以外の業種も対象となっています。しかし、資本金や従業員数の上限からもわかるとおり、基本的に中小企業や小規模事業者を対象とした制度です。なお、法人だけではなく個人事業主も条件を満たしていれば、ものづくり補助金の対象です。

※参考:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金公募要領(16次締切分)|ものづくり・商業・サービス補助金事務局(全国中小企業団体中央会)

補助金額

次に、ものづくり補助金の補助金額について紹介します。

事業類型 補助上限 補助率
通常枠 750万円~1,250万円 1/2 ・2/3(小規模企業者・小規模事業者、再生事業者)
回復型賃上げ・雇用拡大枠 750万円~1,250万円 2/3
デジタル枠 750万円~1,250万円 2/3
グリーン枠 750万円~4,000万円 2/3
グローバル市場開拓枠 100万円~3,000万円 1/2、2/3(小規模企業者・小規模事業者)

ものづくり補助金は一律ではなく、目的に応じたさまざまな事業類型が存在し、通常枠や回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠、グリーン枠などがあります。また、それぞれ従業員数によって補助上限や補助率などが異なることも特徴です。

採択率の推移

ものづくり補助金の採択率の推移について紹介します。
採択率は各回によっても変わってきますが、過去の採択率は応募を検討する際の参考になるでしょう。

参考:採択結果|全国中小企業団体中央会

採択数・採択率の推移

ものづくり補助金の採択率は以下のように推移しています。
なお、4次から13次については一般型の採択結果を示しています。

締切回 応募件数 採択件数 採択率
1次 2,287 1,429 約62%
2次 5,721 3,267 約57%
3次 6,923 2,637 約38%
4次 10,041 3,132 約31%
5次 5,139 2,291 約45%
6次 4,845 2,326 約48%
7次 5,414 2,729 約50%
8次 4,584 2,753 約60%
9次 3,552 2,223 約63%
10次 4,224 2,584 約61%
11次 4,688 2,786 約59%
12次 3,200 1,885 約59%
13次 3,261 1,903 約58%
14次 4,865 2,470 約51%
15次 5,694 2,861 約50%
16次 5,608 2,738 約49%
17次 629 185 約29%
18次 5,777 2,070 約36%
19次 5,336 1,698 約32%
20次 2,453 825 約34%

ものづくり補助金では、応募件数が増加した第4次公募で採択率が30%まで低下しました。
その後は約60%前後で推移していましたが、直近の締切回では再び採択率が30%程度にまで落ちています。
特に直近20次公募では採択率が約34%となり、多くの事業者が不採択となる厳しい結果となりました。

グローバル展開型

グローバル展開型のものづくり補助金は4次から13次締切まで行われました。
採択率は、直近回では約40%で推移してます。

締切回 応募件数 採択件数 採択率
4次 271 46 約17%
5次 160 46 約29%
6次 105 36 約34%
7次 93 39 約42%
8次 69 27 約39%
9次 61 24 約39%
10次 70 28 40%
11次 76 31 約41%
12次 56 22 約39%
13次 61 24 約39%

 

審査に通るためのポイントは?

審査を通るためのポイントについて解説します。
それぞれの詳細を紹介するため、ものづくり補助金を申請したいと考えている方は参考にしてみてください。

審査項目を満たす

審査を通るためのポイントとして、以下の項目を満たすことが挙げられます。

・自社の課題を明確化し、その課題の解決に設備投資が貢献している
・事業計画の妥当性と、市場が抱えている課題への効果がある
・国の政策の方針に沿った事業計画である

いずれも、ものづくり補助金を採択する際に審査される項目であり、最低限満たしている必要があるものとして見られます。

加点項目を多くする

加点項目を多く満たすことも、審査に通るためのポイントとして重要です。

・創業または第二創業から5年以内の事業者である
・補助事業終了後3~5年で給与支給総額を年平均1.5%以上増やす
・事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円増やす
・経営革新計画の承認を取得している
・事業継続力強化計画の認定を取得している

上記の項目は必須ではないものの、審査得点を稼げるため採択される可能性を高くできます。

まとめ

直近のものづくり補助金の採択率は基本的に30%前後であり、採択される難易度が大幅に上昇しています。
採択される可能性を高めるために、質の高い事業計画書を作成する、加点項目を全て満たすなど、様々な努力が必要です。

ものづくり補助金の申請を検討する際には、専門の知識を持った機関からのサポートをおすすめします。それにより、大幅に申請の手間が省けるだけでなく、採択率を大幅に上げることが出来ます。

 

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この記事の執筆者

村上 貴弘

村上 貴弘

東京大学経済学部卒。
中小企業診断士、行政書士。
2019年株式会社プランベース創業。
2021年meditips行政書士事務所開業。
製造業、建設業、運輸業、ソフトウェア業など幅広い業種の補助金申請支援実績が豊富。特に事業再構築補助金やものづくり補助金、成長投資補助金といった大規模な補助金の申請に強みを持つ。