【2026年3月開始】Gビズポータルとは?3大機能をわかりやすく解説

目次
事業者にとって、行政手続は「どこで何を調べ、どの順番で進めればよいのか分かりにくい」という課題がありました。こうした煩雑さを解消するために、デジタル庁が提供する事業者向けポータルサイト Gビズポータル が、2026年3月にアルファ版としてリリース予定です。本記事では、Gビズポータルの概要と、行政手続を一貫して支援する3つの主要機能「横断的手続検索」「電子ロッカー」「手続ジャーニー」について、わかりやすく解説します。
Gビズポータルの概要
Gビズポータルは、事業者の行政手続における煩雑さを解消し、効率化を図ることを目的としたポータルサイトです。
事業者が行政手続を行う際に、必要な手続情報の取得から申請準備までを円滑に進められるよう支援します。
2022年には、住民向けポータルサイトである マイナポータル の提供が開始されましたが、Gビズポータルはその事業者版に位置づけられるサービスです。
2026年3月にはアルファ版のリリースが予定されています。
Gビズポータルでは、
- 横断的手続検索
- 電子ロッカー
- 手続ジャーニー
の3つの主要機能を一体的に提供し、事業者向け行政手続を一貫して行える環境を整備します。
本記事では、これら3大機能の概要と特長について、わかりやすく解説します。
出典:デジタル庁「Gビズポータルのリリースについて」(https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/3859a067-c9e4-4faa-85c3-7a21761f24d0/b70ca148/20251002_private-business-dx_outline_01.pdf)
本記事は「Gビズポータルのリリースについて」(デジタル庁)をもとに、株式会社プランベースが編集・加工のうえ作成しています。
主要機能①:横断的手続検索
横断的手続検索とは、26府省にわたる約2万4,000件の行政手続・補助金情報を一気通貫で検索できる機能です。
生成AIを活用した事前推論により、利用者の入力内容に関連する制度や補助金を幅広く提示できる点が特長です。
従来は、単純なキーワード一致による検索が中心であったため、目的の情報にたどり着きにくい場合がありました。また、行政手続と補助金情報を横断的に検索できる基盤の整備も課題となっていました。
本機能では、行政手続棚卸調査等のデータを活用し、行政手続情報と補助金情報を横断的に検索可能としています。これにより、補助金の正式名称を知らない場合でも、目的に沿った関連制度へ到達しやすくなります。

なお、令和7年度のアルファ版リリース時点では情報精度は発展途上ですが、令和8年度以降も継続的に改善を行い、検索精度および提供価値の向上を図られる予定です。
主要機能②:電子ロッカー
電子ロッカーとは、事業者・士業者・行政機関の間で、申請に必要な書類ファイルをオンラインで安全に共有し、やり取りできる機能です。

従来、紙やメールで行われていた書類の受け渡しをデジタル化し、コメント機能を活用した事前相談や修正依頼にも対応します。
これにより、手続の電子申請率の向上と、手続システム全体の費用対効果の改善が期待されます。
電子ロッカーの活用により、次のようなことが可能になり、申請者・行政機関双方にとって、安全かつ効率的な書類管理・手続運用を実現します。
- 最新のファイルを関係者間で共有し、事前確認や修正を円滑に実施
- 必要書類をアップロードし、提出状況を一覧で把握
- 融資等に必要な書類をまとめて管理し、金融機関等への提出・共有に活用
- GビズIDでのログインにより、本人確認を円滑に実施
- 電子署名付き電子ファイルの提出により、原本性を確保
ファイルの共有方法は、「GビズIDで指定」「メールアドレスで指定」「URLとパスワードを伝えて共有」の3種類を提供予定で、セキュリティを確保します。
| 共有方法 | 想定利用者 | 特徴 |
|---|---|---|
| GビズIDで指定する | 事業者や士業者等 | ・GビズIDでログインするため、自身がアクセス権限を持つフォルダを自組織、他組織問わずシームレスに遷移可能。 ・当該方式でアクセスしたユーザーは本人確認済みのGビズIDで識別される。 ・本人確認が確実で、士業者等と継続的なやりとりにも適している。 |
| メールアドレスで指定する | GビズIDを未保有の行政機関等 | ・特定のメールアドレスを持つユーザーに対して共有 ・受け取り側が、フォルダにアクセスしようとすると、メールアドレスにワンタイムコードが送信され、確かにそのメールアドレスを保有している者かどうかを確認。 |
| URLとパスワードを伝えて共有する | GビズIDの有無にかかわらず、手軽な利用 | ・メールアドレスを特定できない相手への共有時に想定。 |
主要機能③:手続ジャーニー
手続ジャーニーとは、利用目的に応じて必要な行政手続を一連の流れで一覧表示する機能です。
「会社を設立したい」「飲食店を開業したい」などの目的ごとに、制度所管省庁を問わず関連する複数の手続をまとめて提示します。
これにより、利用者は必要な手続の全体像や進める順番を把握でき、迷うことなく準備・申請を進めることができます。
例)カフェ開業手続
地方でカフェを創業する。最初は昼間のカフェ営業だが、地元の農産品を使ったジャムの製造、オープンテラス営業、深夜のカフェバー営業等に手を広げていく。
・飲食業営業許可(厚生労働省、保健所)
・防火対象物使用開始届(総務省消防庁、消防署)
・手作りジャム販売開始、食品製造許可(厚生労働省、保健所)
・オープンテラス、道路占用許可(国土交通省、道路所管)
・オープンテラス、道路占用許可(警察庁、警察署)
・深夜酒類提供届出(警察庁、警察署)

例)会社創業手続
子育てを機に地元に戻る。最初は個人として仕事を受託していたが、次第に地元の友人とともに規模を大きくしていく。
・特定創業支援等事業、講座の実施、証明書の発行(中小企業庁・中小機構、自治体)
・創業補助金(自治体等)
・48時間定款認証(法務省、公証人役場)
・72時間法人登記(法務省、法務局)
・法人税、消費税(国税庁、税務署)
・地方税(総務省自治局、自治体)
・社会保険、労災・年金・雇用保険等(厚生労働省、年金事務所等)

まとめ|Gビズポータルを活用しスムーズに行政手続きをしよう
Gビズポータルは、事業者の行政手続に関する「探す」「準備する」「進める」という一連のプロセスを一つのポータル上で完結できるようにする仕組みです。
- 横断的手続検索:省庁横断で行政手続・補助金情報を検索
- 電子ロッカー:関係者間で安全に書類を共有・管理
- 手続ジャーニー:目的別に必要な手続を一連の流れで可視化
これらを一体的に提供することで、事業者が迷うことなく行政手続を進められる環境の整備を目指しています。
アルファ版では機能や情報精度の向上が継続的に図られる予定であり、今後の改善・拡充によって、事業者の利便性向上と行政手続の効率化がさらに進むことが期待されます。
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