株式会社山善 「補助金といえば山善と言われるほどに」山善 × プランベースの協業で製造業支援の新モデル

株式会社プランベースは、株式会社山善様と製造業の設備投資を補助金活用によって支援する取り組みを進めています。山善様が持つ全国の販売網や展示会「どてらい市」を通じて、プランベースが補助金申請支援を提供しています。難易度の高い案件にもスピーディーかつ柔軟に対応することで、販売店やユーザーの間では「補助金に強い山善」という評価が定着しました。両社の協業は、営業活動の質的向上と補助金起因による売上拡大の両立に貢献しています。
今回は、この取り組みでご協業いただいている株式会社山善の梅森様・牧田様に、協業の背景や効果についてお話を伺いました。
まず、両社の最初の接点について教えてください。
武衣(プランベース):
最初は、私の方から山善の梅森様にお電話を差し上げたのがきっかけでした。当時、山善様でも補助金コンサルティング会社をいくつか活用されていたと伺っていたのですが、なかなか満足のいく支援を受けられていないというお話を耳にしました。
梅森様(山善):
そうですね最初の接点は武衣さんからのお手紙でした。これまでお願いしていた補助金コンサルの多くは、いわゆる“堅い案件”、つまり採択の可能性が極めて高い案件しか受けてくれない傾向がありました。当社のお客様の中には経営状況が現状苦しい企業もあるため、経営状況が原因で断られてしまうと依頼をしにくいという状況でした。しかも、案件の進め方も遅く、下請けに丸投げしてトラブルになることもあり、正直困っていました。
武衣:
そうした現場の声を伺って、私たちとしては「スピード感」と「難易度の高い案件にも挑む姿勢」でお役に立てるのではないかと考えました。実際に最初の数件を一緒に進めていく中で、スムーズに申請が完了し、採択にもつながったことで信頼をいただけたと感じています。
梅森様:
ええ。プランベースさんはとにかく動きも情報も速いですし、「これ、難しいかもしれないな」と思うような案件にも前向きに取り組んでくれる。気づけば自然と協業の範囲が広がっていきましたね。
製造業の現場では、どのような課題を感じていますか。
牧田様(山善):
日本の製造業は長年にわたって地域経済を支えてきましたが、近年は人手不足や設備の老朽化、さらには脱炭素化への対応など、構造的な課題が顕在化しています。中小企業の多くが「必要な投資をしたくても資金面で踏み切れない」という悩みを抱えており、このままでは日本全体の生産力や技術の継承にも影響が出かねません。
武衣(プランベース):
まさにそのような課題を補助金が後押しできると考えています。補助金の活用によって、省エネ設備や自動化設備の導入が進めば、生産性が上がるだけでなく、労働環境の改善やCO₂排出削減にもつながります。結果として「地域に雇用を生み、環境にも優しい工場づくり」を実現できる。私たちの支援は、単に資金を得るための申請サポートではなく、製造業の未来を支える社会的意義を持つ取組だと考えています。

牧田様:
実際、補助金を活用して省力化・省エネ設備を導入したお客様からは、「若手社員のモチベーションが上がった」「地域で新しい雇用が生まれた」といった声も聞こえています。補助金は企業だけでなく、地域社会全体にポジティブな影響を与えていると感じます。
武衣:
日本のものづくりの現場は、まさに変革の正念場にあります。私たちは、山善様のようなパートナーと共に、補助金を通じて「挑戦できる製造業」「持続可能な地域産業」の実現を後押ししていきたいと考えています。
協業が本格的に始まってからは、具体的にどのような取り組みを行われているのでしょうか。
牧田様(山善):
最初の成功事例をきっかけに、徐々に協業の範囲を広げていきました。現在では、販売店様向けにプランベースさんと一緒に補助金勉強会やセミナーを開催しています。補助金の最新動向や採択のポイントなどをわかりやすくお伝えすることで、販売店様からの信頼も厚くなっていますね。
武衣(プランベース):
はい。セミナーを通じて販売店の皆様が「補助金を活用すれば、お客様の設備投資を後押しできる」と実感してくださることが大きいです。単なる情報提供にとどまらず、実際の申請支援にもつながるように伴走しています。
牧田様:
また、当社が主催している展示会「どてらい市」にもプランベースさんに出展していただいています。現場でお客様と直接お話しできる場なので、「補助金を使えばこの設備が導入できる」という提案がその場でできるのは非常に効果的です。

武衣:
ありがとうございます。展示会では実際に設備投資を検討されているお客様に、どの補助金が適用できるかを具体的にご説明できるのが強みです。さらに、山善様から商流顧客をご紹介いただくことで、補助金申請支援の実務にも直結しています。
協業を進める中で、どのような成果や変化を感じていらっしゃいますか。
牧田様(山善):
一番大きいのは、山善が「補助金に詳しい会社」というイメージを持たれるようになったことです。まだ競合他社が情報を展開する前の早い段階から共催セミナーや勉強会を実施することができるので、販売店様やお客様、他の商社からも「山善さんに聞けば補助金のこともわかる」「補助金と言えば山善」と言っていただける機会が増えましたし、競合他社からも「最近、補助金の情報発信が活発ですね」と声をかけられることがあります。
梅森様(山善):
プランベースのコンサルタントのレベルが高いこともブランド力強化につながっていると思います。優秀な方がスピーディに情報を展開していただけることで、スピードも質も高い情報展開が可能になっています。
武衣(プランベース):
ありがとうございます。私たちとしても、山善様と協業することで情報発信のスピードや信頼性が格段に上がりました。補助金をきっかけに新たな相談や紹介が増え、販売店様との接点がより深まっていると感じます。
補助金を絡めた提案は御社の売上アップにもつながっていますか。
牧田様:
はい。売上の中でも、補助金を活用した案件の割合は年々増加しています。直近は「省エネ補助金」と「省力化投資補助金」、「大規模成長投資補助金」が特に大きなインパクトがありました。特に大規模成長投資補助金は今まで見たことがないような受注額を1人で上げているケースもありました。
武衣:
売上面でも貢献ができているようで、大変うれしいです!
今後、プランベースにどのようなことを期待されていますか。
牧田様(山善):
これまでの協業を通じて、プランベースさんには非常にスピーディーかつ丁寧にご対応いただき、本当に助かっています。今後はさらに、人員体制を拡充していただき、より多くのお客様に対応できるようになってほしいと考えています。現在も多くのご相談をいただいている中で、「もう少し対応件数を増やせたら」「もう少し丁寧にサポートをしてもらえれば」と感じる場面があるのが正直なところです。
急激に人を増やしてほしいというより、優れた人を着実に増やしていただければ我々ももっと安心して協業を進めることができます。
武衣(プランベース):
ありがとうございます。確かに、ありがたいことにご相談件数が増えており、体制強化は喫緊の課題と捉えています。弊社としても、どうしてもレスポンスが遅れてしまったり、お客様やお取引先様にご迷惑をおかけしてしまうことがあり、現在改善を進めています。今後はより多くの販売店様・エンドユーザー様に満足いただけるよう、引き続き採用・育成を進めてまいります。
梅森様(山善):
加えて、今後はプランベースと組んでメーカーの方々への提案も進めていきたいと考えています。
武衣:
ありがとうございます。メーカーの方を巻き込むと今よりも大きな規模の取組ができるので、私たちも今後はメーカーの方向けの公的制度を活用した販売促進支援には力を入れていきたいと考えています。
牧田様:
さらに言うと、今後は対応できる補助金の幅もさらに広げていってほしいと思っています。たとえば、造船関連オンリーや航空機関連オンリーなどのニッチな分野の補助金や、自治体単位で実施されている地域限定の補助金などですね。お客様の業種や地域によって最適な補助金は異なりますから、そうした情報をよりきめ細かく提案できると、私たち山善の営業活動にも大きな強みになります。
武衣:
おっしゃるとおりです。地域ごとの制度や特化型補助金は、現場での導入支援に非常に有効です。今後はそうした補助金のカバー範囲を拡充しつつ、現場で必要とされるスピードと丁寧さの両立を図っていきたいと考えています。山善様とともに、中小製造業の皆様にとって「補助金をもっと身近にする」仕組みを一層強化してまいります。

