小規模事業者持続化補助金第二回公募の採択結果

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2021.09.08

その他の補助金

【速報】採択率13ポイント増加!持続化補助金の第二回採択結果とは?

はじめに

令和2年度小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>の第二回採択結果が9月1日に発表されました。採択された方おめでとうございます。
本稿では採択結果を分析するとともに、採択された方のこれからの行動、並びに採択されず次回申請を狙う方に向けての行動・留意すべきポイントをご紹介します。

▼補助金に関するお問い合わせはこちら
https://planbase.co.jp/contact/

採択者一覧

採択者一覧

採択者一覧はこちらで確認することができます。

採択件数・採択率

採択件数・採択率

第二回の採択件数・採択率は以下のようになりました。

 

 

申請件数は第一回と比べ増加しましたが、採択率も13ポイント増加する結果に。採択率増加傾向を見込み、次回申請に期待することが可能と思われます。

都道府県別採択件数

都道府県別採択件数

都道府県別で今回の採択結果を整理すると以下のようになります。

東京、愛知、大阪等人口が多い都市では多く採択されている様に見えますが、一方で埼玉や千葉県など東京以外の関東地方の採択件数はふるいません。

なお、第一回の都道府県別採択件数と比較すると以下のようになっています。

第二回採択はどの地域においても採択件数が増加していることがうかがえます。

採択される事業計画書の特長

採択される事業計画書の特長

採択されやすい事業計画書とは何か、を分析すべく、採択された事業全5361件の事業計画名における頻出20単語を明らかにしました。

「事業」や「コロナ」等の、補助金の目的を鑑みれば当然出現するはずの単語に加え、「オンライン」「サイト」等の文言が見られます。低感染リスク型ビジネスの中でも、サービス提供のオンライン化を行う事業が採択される傾向が非常に高いことがうかがえます。

 

さらに、697件数出現する「サイト」の文言ですが、うち「ECサイト」の構築という内容がその半数以上を占めていました。低感染型ビジネスの構築においても、とくにECサイトを設立する事業は採択件数が多いということがわかります。

 

今後低感染リスク型ビジネス枠で持続化補助金を申請しようと考えている方は上記の結果も考慮にいれてみてください。

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この記事の執筆者
村上貴弘

村上 貴弘

東京大学経済学部卒。行政書士。在学中からフリーランスのコンサルタントとして中小企業、士業事務所の補助金獲得のコンサルティングを行なう。2019年株式会社meditips(現:株式会社プランベース)創業。2020年同社取締役就任。2021年meditips行政書士事務所開業。現在はベンチャー企業や飲食店、製造業、建設業など幅広い企業の経営戦略立案や補助金申請支援を行なっている。

この記事の執筆者

村上 貴弘

村上 貴弘

東京大学経済学部卒。
中小企業診断士、行政書士。
2019年株式会社プランベース創業。
2021年meditips行政書士事務所開業。
製造業、建設業、運輸業、ソフトウェア業など幅広い業種の補助金申請支援実績が豊富。特に事業再構築補助金やものづくり補助金、成長投資補助金といった大規模な補助金の申請に強みを持つ。