有限会社佐藤養悦本舗様(秋田県) ものづくり補助金第11回締切 採択

CASE STUDY 成功事例

ものづくり補助金

有限会社佐藤養悦本舗様(秋田県) ものづくり補助金第11回締切 採択

会社名 有限会社佐藤養悦本舗
業種 製麺業
売上規模 非公開
従業員数 約10名
申請した補助⾦ ものづくり補助金
対象とした経費 機械装置費
補助⾦額 約6,000,000円
申請までの期間 1ヶ月

OVERVIEW

今回は当社で申請のサポートをさせていただき、ものづくり補助金第11次締切で採択となった有限会社佐藤養悦本舗の代表取締役 佐藤様に当社のコンサルティングサービスを受けていただいた感想をお伺いしました。

事業内容について

松本:お忙しいところ、インタビューに応じていただきありがとうございます。まずは御社の事業内容について教えていただけますか?

佐藤様:当社は秋田県湯沢市稲庭の製麺所です。この地域で江戸時代から続く伝統の製法・熟練の技術により、名産品である「稲庭干饂飩」を製造しています。また、うどんに限らず様々な業務用麺づくりも研究しており、ラーメン業界の方々のアドバイスをもとに稲庭の技術を活かして開発した当社独自の中華麺である「稲庭中華そば」の製造も行っています。これらの製品は国内だけでなく海外の飲食店にも卸しています。

同社は製麺所として多くの中華料理店やラーメン店に麺を卸しています

 

補助金の申請に至った理由

松本:当社にはインターネット経由でお問い合わせをいただきましたが、そもそも補助金の申請を検討していた理由を教えていただけますか?

佐藤様:当社事業の拡張のために設備投資を行いたい!と思って補助金を探していました。実際に、10年ほど前に県の補助金を活用して設備の導入を行ったこともありましたが、補助金の対象となる費目の幅が狭く…。そんなときに見つけたのが、国が主導して行っている「事業再構築補助金」と「ものづくり補助金」でした。

プランベースを選んでいただいた理由

松本:申請サポートを支援会社に依頼しようと思ったきっかけはありましたか?

佐藤様:実はプランベースさんに依頼する前に、懇意にしている銀行の担当者と「事業再構築補助金」に申請したことがあったのですが、不採択になってしまいました。そのため、次に申請する「ものづくり補助金」は絶対に失敗しないように実績のある会社にサポートしていただこうと思っていました。

松本:補助金のサポートを行う会社は複数あると思いますが、その中でも当社を選んだ決め手はありましたか?

佐藤様:一番の決め手になったのは、会社として支援した事業者の採択数ですね(※契約当時全国2位を達成)。強気な採択率を謳っている他社よりも信頼できるように思えました。実際にお話ししてみて、その直感は間違っていなかったと確信できましたね。

当社を選んでいただいた際の懸念点

松本:ありがとうございます! 当社を選んでいただく際に懸念されていた点はありましたか?

佐藤様:原則リモートでの支援となってしまう点には少し懸念を感じていました。「事業再構築補助金」に申請した際は、銀行の担当者と定期的に対面で打合せをしていましたので、今回はリモートでのやり取りに関して若干不安がありました。

しかし、実際に支援を受けてみるとオンラインミーティングやメール、電話を用いて、何度も事業計画についてのすり合わせをすることができ、不安を払拭できました。

SUMMARY

ご提案の内容

松本:佐藤様のお話を伺いながら当社でも最適な補助金のリサーチや事業内容の分析を行い、ものづくり補助金の11次締切にデジタル枠で申請すれば採択される可能性が最も高いのではないかと考え、こちらの補助金をご提案させていただきました。

補助事業計画について

松本:ものづくり補助金で申請した補助事業の内容について、教えていただけますか?

佐藤様:ものづくり補助金では当社が約10年をかけて開発した新製品である「稲庭中華焼きそば」の生産力増強を実現するために、専用の製麺機および結束・裁断機を導入しました。

当社の看板商品である「稲庭干饂飩」は比較的高価格帯のため、新規のお客様にとっては購入のハードルが高くなってしまっているという課題がありました。この課題を解決し、稲庭うどんというブランドを広めるために、まずは比較的安価な稲庭中華焼そば(稲中焼そば)を手に取っていただければと思い、量産体制の構築を考えていました。

POINT

事業計画書について

松本:事業計画は佐藤様と当社で複数回のお打合せを実施の上、詳細な部分まですり合わせをさせていただきました。最終的に出来上がった事業計画についてのご感想を教えてください。

佐藤様:正直なところ、これまでリモートで仕事を進めた際に上手く進捗した経験がなかったため、不安を抱えながらのスタートでした。ですが今回に関しては、直接会っていないのに非常にスムーズに話が進み、良い意味で裏切られました。このような経験は初めてです。

計画は私が思い描いていたことをプランベースさんに伝えて少しずつ具体化させていく形で作成しましたが、最終的に出来上がった事業計画には非常に満足しています!

事業計画書で特にこだわった点

松本:ありがとうございます!事業計画書では特に御社の強みの訴求と現在抱えている経営上の課題が、補助金の審査を行っている方たちにもわかりやすく伝わるよう工夫させていただきました。

RESULT

1回目の申請で採択!!

松本:御社は1回目の申請で無事に採択となりました。弊社としても特に思い入れのある計画内容だったため、無事に初回の申請で採択され、ホッとしました。

佐藤様:プランベースさんのコンサルティング内容には全体的にとても満足していますが、実際に採択までもっていってくれたことが一番大きいです。細かいところまで丁寧に対応してくださって本当に感謝しています。

採択から機械の導入、補助金の受取まで

松本:補助金は採択された後すぐにお金がもらえるわけではなく、事務局への報告や機械の導入などすべての作業が終わってからの入金となります。当社では採択された後のサポートもさせていただいております。

佐藤様:採択後も特に問題はありませんでした。資料の作成等もご助言頂きありがとうございました。機械の搬入も問題なくうまくいきました。

事業の現在の状況

松本:補助金を受けてからの貴社の事業のご状況を教えていただけますか?

佐藤様:導入機械は期待通りの働きをしてくれています。今回の事業で作業プロセスが効率化したので収益も増加しました。ただ、事業が拡大するにつれて人手が足りなくなってきたので、その問題を今後解決する必要がありますね。

松本:計画どおりに事業が成長しているようで私もとても嬉しいです!これからの御社の展望を教えて頂けますか?

佐藤様:名産品である「稲庭干饂飩」をもっと多くの人に知ってもらいたいので、少しづつ販路拡大を実現できればと思います。また現在は製造・卸売が主な事業ですが、今後は他の領域にも進出したいですね。人手さえ足りれば飲食店事業も展開していこうと構想しています。

VOICE

佐藤様:ものづくり補助金の申請は初めてでしたので、申請の際はもちろん、採択後の手続きについても不安な点が多々ありました。そんな中でプランベースさんには申請から補助金の受取まで一気通貫で支援していただき、とてもスムーズに手続きを進めることができました。この記事をご覧になっている方も、どの会社に支援を依頼するか迷っているようでしたらぜひ一度、プランベースさんに問い合わせてみてください。この度はありがとうございました!