初めての補助金申請
BEGINNER 初めての補助金申請
補助金とはどんなもの?
補助金とは、国や自治体が一定の事業に取り組む企業に対し金銭の給付を行う制度です。
似たような制度に「助成金」がありますが、助成金が(原則として)一定の要件を満たす企業すべてに支給されるのに対し、
補助金は採択件数や金額があらかじめ決まっているものが多く、申請したからといって必ずしも受給できるわけではありません。
このページでは初めて補助金申請をする方を対象に、補助⾦申請を成功させるためのポイントや、申請の流れについて解説します。
補助金についての
よくあるお悩み
経営者であれば、誰しも「補助金」という言葉を耳にしたことが一度ならずあるでしょう。
一方で補助金制度は非常にわかりにくく、多くの経営者にとって悩みの種となっています。
そもそも補助金って何?
当社が利用できる補助金はある?
補助金をもらうために必要なことは?
補助金にはどんな種類があるの?
補助金はどうやって申請すればいい?
……などなど、わたしたちPlanbaseにも日々さまざまな疑問や質問が寄せられています。
ABOUT
補助金申請とは
補助金申請は専門家に任せるのがおすすめ
忙しい経営者にとって、補助金の仕組みや補助金申請について頭を悩ませることは、決して上手な時間の使い方とはいえません。
時間と労力を使って補助金についての理解を深めるより、思い切って専門家に任せてしまうことをおすすめします。
補助金の専門家を活用するメリットは以下の通りです。
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MERIT01
自社に合った補助金を提案してもらえる
補助金にはさまざまな種類があります。それぞれ「目的」「対象」「補助金額」「申請期間」などが異なるため、自社に最適なものを見つけるには、ほぼすべての補助金に精通しておく必要があります。
補助金の専門家は、まさに補助金制度に精通しているプロフェッショナルです。年度や募集のタイミングによって内容が変化する複雑な補助金についても熟知し、企業に合った補助金や、その活用方法を提案してもらえます。
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MERIT02
補助金を受け取れる可能性が上がる
冒頭で説明した通り、補助金は採択件数や予算が決まっていることが多く、申請したからといって必ず受け取れるとは限りません。補助金によっては、申請が採択される(補助金の支給対象とされる)割合が5割以下というケースもめずらしくありません。
どの申請を採択するかは申請書類の内容によって決まります。ですが初めての補助金申請で、審査員を十分に納得させられる申請書類を作ることは至難の業でしょう。採択の可能性をできるだけ高める近道は、補助金申請の経験豊富な専門家に頼ることです。
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MERIT02
補助金採択後のサポートも期待できる
意外と見過ごされがちな点ですが、補助金申請が採択されても、すぐに補助金を受け取れるわけではありません。まずは申請書類に従って活動し、その過程で発生する見積書や請求書といった書類をまとめ、最後に指定された通りの報告書を作成・提出することで、ようやく補助金が支給されます。
補助金に不慣れな企業にとって、こうした一連の作業を完璧にこなすことは簡単ではありません。補助金の専門家に依頼して、最後までサポートをしてもらうことをおすすめします。
FLOW
サービスの流れ
補助金申請制度の流れ
補助金申請の流れは、補助金の種類によって多少異なります。ここでは一般的な補助金の流れを紹介します。
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01
公募
補助金には「公募期間」があります。期間の長さはおおむね1か月程度です。
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02
申請書類を提出
公募期間内に申請書類一式を提出します。提出方法は郵送や電子申請などです。なお書類作成には時間がかかることが多いため、公募期間の開始前から必要書類を集めるなどの準備が欠かせません。
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03
審査
提出された申請書類は一定の基準に沿って審査されます。審査基準は募集要項に記載されていることが一般的ですが、基準を満たしているからといって必ずしも採択されるとは限りません。
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04
採択
一定の基準を満たした申請書の中から、補助金の対象となる企業が決定(採択)されます。採択後は、申請者にその旨が通知されます。
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05
交付申請
採択通知を受けたら、交付申請(補助金を受け取るための手続き)を行います。
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06
交付決定
交付申請を受け取った事務局は、その内容を審査します。必要な要件を満たしていると判断されたら交付決定となり、その旨が通知されます。
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07
事業開始
決定通知を受けたら、補助金の対象となる事業を開始します。
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08
中間検査
補助金によっては、事業期間の途中で中間検査(進捗の確認)が行われます。中間検査の方法も補助金によって異なり、たとえば「ものづくり補助金」の場合は事務局が事業所を訪れて、確認や指導を行います。
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09
事業終了
事業をすべて完了、あるいは予定された期間が満了すると事業終了となります。この日までに支出した経費が、実際に支給される補助金の対象です。
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10
報告書の提出
事業の実施内容や成果について報告書にまとめ、必要書類(見積書や請求書など)と一緒に提出します。なお報告書類に不備がある場合、補助金は支給されません。
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11
補助金給付
提出された報告書を検査し、要件をすべて満たしていると判断されると補助金が給付(振込)されます。
POINT
申請ポイント
補助金申請のポイント
補助金申請を自分で行う場合はもちろん、専門家に依頼する場合も、少しでも採択率を上げるには以下のポイントを押さえておくことが重要です。
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補助金の趣旨を
きちんと理解する補助金にはそれぞれ「目的」があります。既存事業のイベーションを支援するのか、それとも新規事業を後押しするのが目的なのかによって、事業計画の立て方が代わってきます。まずは募集要項をしっかり確認(もしくは専門家から説明を受けるなど)して、補助金の趣旨をきちんと理解するようにしましょう。
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わかりやすい
書類作成を心がける補助金の審査員は特定の業種に詳しくないことがほとんどです。同じ業界の人にしかわからない専門用語を多用したり、そもそも日本語としてわかりにくい文章で申請書類を作成すると、内容のよしあしにかかわらず不採択になる可能性があります。誰が読んでもわかりやすい書類を心がけましょう。
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具体的な数値や達成目標を
設定する補助金の対象となる事業計画に説得力を持たせるためには、具体的な数値を挙げることが効果的です。特に達成目標を数値で指定すると、その事業の目的や成功の判断基準が明確になります。売上、利益率、生産性など、できるかぎり具体的な数値で示しておきましょう。
FAQ
よくある質問
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補助金はいつでも募集していますか?
補助金には公募期間があります。期間はおおむね1か月から2か月程度ですが、どのタイミングで公募が始まるかは年度によって異なります。
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どの補助金も毎年募集していますか?
同じ種類の補助金が毎年募集されるとは限りません。政策や社会のニーズに合わせて新しい補助金が作られたり、これまで募集していた補助金が廃止されることもあります。
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補助金申請に必要な書類はどのようなものですか?
事業計画を記載する申請書類を中心に、財務状況を証明する書類や事業者の情報を記載する書類、役所から取り寄せる証明書などが必要です。具体的な書類については、補助金ごとに募集要項の中で指定されています。
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複数の補助金を同時に申請してもかまいませんか?
複数の補助金に申請すること自体は問題ありません。ただしいずれかの補助金申請が採択された場合、他の申請は辞退しなければならないことがあります。
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採択通知を受けたら、すぐに補助金が支給されますか?
いいえ。採択通知を受けた後は、交付申請や事業開始、報告書の作成などを経て補助金が支給されます。一般には、採択通知から補助金の支給まで数か月〜半年程度です。
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自己資金がなくても補助金をもらえますか?
補助金は事業終了後に支給されます。つまり事業を運営するために、まずは自己資金が必要です。
SERVICE
サービス紹介
Planbaseのサービスについて
Planbaseでは「補助金申請支援」を軸に、補助金を活用した販売促進パートナーシップや、中小企業向けの制度活用支援まで行っています。
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補助金申請支援
新しい技術の枠組みづくりを支援
「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「小規模事業者持続化補助金」など、中小企業向けの補助金申請をトータルサポートします。高い採択率、国内有数の採択件数、複雑な案件のコントロール力、全国対応など、Planbaseならではの強みを生かして補助金申請の採択を目指します。
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補助金を活用した販売促進パートナーシップ
オーダーメイドの伴走支援
補助金を活用して自社製品を販売したい大企業様や専門商社様とパートナーシップを組んで、補助金を営業ツールとして使用してもらう伴走支援体制を構築。全国の有名企業との共同プロジェクト実績も多数ございます。
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中小企業向け制度活用支援
お客さまの事業運営をサポート
中小企業庁に認定された経営革新等支援機関として、経営革新計画や先端設備等導入計画の認定取得などを支援。税制面での優遇措置や補助金での加点につながる中小企業向けの制度を円滑に活用することで、お客さまの事業運営をサポートします。